──彼女は誰にも渡さない。 物心つく以前よりルージュという名の女吸血鬼に囲われていた少女は、魔物を専門とする狩人の女性ペリドットに保護され、カッライスと名付けられた。 ペリドットのもとで人間らしく生きる術を学ぶことになったカッライスは、同じくペリドットに保護されていた人狼の少女アンバーと絆を結んでいく。 アンバーと共に成長する中で、魔物と人間の種の違いを学びつつも、カッライスは魔物に対抗する術を身に着けていく。 やがて成長し、対魔物用武器の所有資格を持つ狩人となったカッライスは、自分の育ての母でもある吸血鬼のルージュをひたすら追いかけ始めた。 彼女の命が他の狩人たちに奪われないために。 ※毎週金曜日に更新予定
更新:2024/4/26
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そこは人間にとって非常に小さく、しかし、妖精たちにとっては果てしなく広い世界。花の妖精として生を受けた主人公は、運悪く蜘蛛の魔女の手下たちに囚われて、糸の城に連行されてしまった。このまま残酷な仕打ちが待っているのかと思われたが、待ち受けていた魔女は、彼女に「銀花(ぎんか)」という名前と、新たな役割を与えたのだった。 これは、名前もなく、力もなかった花の妖精が、勇気によって確かな未来を手にする物語である。 ※毎週月曜日に更新予定。
更新:2024/4/22
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被虐的な欲求に苛まれる魔女の幽(ゆう)とその主人である霊(れい)。魔という存在を忘れつつある乙女椿という国で、二人はひっそりと身を寄せ合って暮らしていた。 名前のある72のいわくつきの古物と、人間ではない二人によるごく日常的な短編集。 ※不定期更新です。全72話予定。
更新:2024/2/28
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どうせ死んでしまうのなら、せめてあなたには生きてほしかった。
更新:2016/10/15
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乙女椿という国に住まう若き女性、幽。彼女のご主人様は純血の女吸血鬼。その名前は霊。霊は笠をかぶった狸の紹介で様々な依頼をこなし、暮らしていた。そんな二人のもとにきた依頼。依頼主の女性が差し出すのは一足の赤いバレエシューズ。その呪いの正体とは――。
更新:2016/7/30
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胡蝶と呼ばれる蝶々の精霊の娘は、御馳走である甘い蜜をたっぷりと含んだ花の精霊の娘を誘惑した。 「蜜をくれるだけでいい」 そんな言葉で篭絡し、まんまと捕まえてしまったならば、待っているのは甘美な蜜吸いだけのはず。 けれどここは弱肉強食の世界。嘘と罠はすぐそこに潜んでいた。
更新:2016/4/12
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蜘蛛の少女は機織りをして布帛を作り、人間たちに食べ物を貰っていました。けれど、ある時から人間たちはいなくなり、少女は困り果て、食糧が尽きる前に蜘蛛らしく罠を仕掛けて狩りをしました。数日後、その罠には美しい蝶々がかかっていて――。
更新:2016/1/1
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思い出に縛られる花の子と、そんな花の子に思いを寄せる蝶々による決して成人向けではないお話。
更新:2015/12/13
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フェアリスドールは恋をした。
更新:2013/2/4
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